とりあえずブレーキ廻りの点検をするとディスクローターがかなり削れている。
これくらいの削れだとギリギリ研磨で対応出来るかもしれないが、後々のことも考えローター交換をお勧めした。
ローターの交換を勧めた理由は、研磨してもいずれ同じ程度の削れが起こるのでその時のことを考えての事。
これが車のことを気遣いながら乗られる方ならこの状態になる前に何度か研磨しているので、ローターも使用範囲ギリギリまで使用出来るのですが、余り車のことを気にしない方は新しい部品の方が安全です。
ちなみに、ローターを削るとその分薄くなるのでひびや亀裂が入る可能性がある事と、キャリパーのピストンが限界まで飛び出すのでそれを避けたいからです。
国産車では通常ディスクパッドの方が減りが早いのでローターを交換することは珍しいのですが、輸入車の場合はディスクパッドよりもローターの方の交換が多いです。
ローターも削れればディスクパッドだって削れます。
下は新品。上はパッド部分が削れすぎてベースの鉄板まで削れています。
厚みを比較してみるとこんな感じ。
これでは鉄と鉄が擦れていたので止まる訳がありません。怖い怖い。
国産車でもブレーキを踏むとペダルが上下に振動したり、通常では問題ないが、高速道路でブレーキを踏んだ時だけガガガッと激しい振動がするという場合はローターの偏摩耗が考えられます。(少し前のダイハツの軽自動車やトヨタ系に多い感じがします。)
その為にも車検時はきっちり点検しないと危険ですね!車両時点検するのに45分や60分で車検ですかぁ。
当社ではじっくり点検したいので、急いで車検したい方はご対応させて頂きますが、超特急で車検したい方は要相談でお願いします。
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