左クォーターパネル・リヤバンパー・ホイールカバー・マッドガードを損傷
リヤバンパーを外してからでないと鈑金作業は出来ませんので取り外します。
この部分何枚もの鉄板が重なって溶接されていて袋状になっている為、裏からの鈑金作業が出来ません。
表面を溶接し引き出していきます。
鈑金して形を整えたあと、パテで細かい修正をして形を整えます。
何度もパテの種類を変えて形を整えてから下地処理のサフェーサーを塗装します。
これは塗装の密着を良くすると共に一番細かく表面を整える行程になります。
これから塗装作業に入っていきますが、塗装しない部分に塗料が付着しないように念入りにマスキングを行います。
最終的には塗装する部分だけしか見えないようになるまでマスキングをします。
塗装が終わると乾燥作業に入ります。
左側に見える銀色の装置は近赤外線乾燥機です。
良くTVショッピングで聞くのは遠赤外線という言葉を耳にしますがこれは逆の近赤外線。
今までの乾燥機は表面の塗装から乾燥させていましたが、この乾燥機は鉄板から温めて塗装を乾燥させる装置になります。
何が違うかというと、表面から乾燥させて場合表面は乾いているが中身はまだ乾燥していない事が多く、一番違いが出るのはパテ作業の時にパテの表面は乾いているが内部はまだ完全に乾燥していない場合、時間を掛けて乾燥していく為乾燥した分容積が目減りします。
目減りしないうちに塗装すると、塗装すぐは分かりにくいですが、日が経つに連れて板金した部分が目立つようになって来たりします。
そういう事を防ぐ為にも近赤外線乾燥機を使うのが今の自動車には必然となってくるのですが、使用している所がまだまだ少ないのも確かです。
安く修理してもらっても年月が経った時の仕上がりが悪いと意味がありませんよね。
当社では塗料も通常の塗料よりも少し効果ではありますが、ハイブリッド塗料を使用し、修理後の艶の違いに自信があります。
今回はパール色でしたので通常よりも少し時間が掛かりましたが綺麗に仕上がりました。
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