この部分は袋状になっている為裏側からの板金が出来ません。
では、作業をご覧下さい。
凹んでいる部分をこの様にスポット溶接で溶接し、少しずつ引っ張り出す作業をします。
根気よく少しずつ元に近い状態まで戻します。
ボディーをほぼ元の通りに戻すと今度は微妙に凸凹している部分の表面を平らにする為パテをつけて整えます。
盛りつけたパテを乾燥させています。
乾燥したあと数回に渡り数種類のパテを使用し表面を整えます。
パテ作業が終了するとサフェーサー(下地塗装)を施し再度微調整します。その後ボディー色に塗装し完成となります。
この乾燥機にも色々な種類があり、昔は白熱球の熱で乾燥させたり、温風機で乾燥させたりしましたが最近では赤外線乾燥機が普及しております。
遠赤外線・近赤外線と種類はありますが、最近の車両には近赤外線乾燥機が一番良いとされています。乾燥機も昔のように表面から乾燥させていては内部が乾燥するまで時間が掛かり、内部が乾燥する前に次の作業に移るので完成後ではまだ完全に乾燥していないパテが数ヶ月後には完全乾燥し、その乾燥した分だけ目減りするので板金跡が浮き出てくる事があります。
当社で使用している乾燥機は表面からではなく、鉄板の方から乾燥させて行くので完全に乾燥させる事が出来、仕上がりも綺麗な仕上がりが続きます。
板金修理部分も分からない位綺麗に仕上がりました。
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